オラ!!コッキリンです。
前回エジプトの国旗について書きましたが、今日はメキシコです!!
メキシコにもピラミッドがあるんですよ!!テオティワカンのピラミッドには私コッキリンも登りました!!以前、日本の首相が登ったことでも話題になりましたね。
メキシコと言えば、私が大好きなタコスやブリトーなどのメキシコ料理!プロレスが好きな人にとってはメキシコといえばプロレスなのでしょう。
今日はそんなメキシコの国旗について見ていきたいと思います。
中央に絵が描かれているのは知っていましたが、どんな絵でどんな意味があるのか見ていきましょう。
Contents
メキシコの国旗 色やデザイン
比率やデザイン
メキシコ国旗の縦横の比率は4:7。日本の国旗よりも横に長いですね。
左から緑・白・赤の縦三色旗で、中央には国章が配されています。
色が意味するものは?
緑は民族の運命における国民の希望や国家の独立
白はカトリックや宗教的な純粋さ
赤は愛国者の血や民族の統一
を、 表しているようです。
中央の国章の意味は?
国旗中央にある国章にはどんな意味があるのでしょうか。
よく見てみると、岩に生えるサボテンの上で翼を広げたワシが、ヘビをくわえています。
このワシは首都を初めて作ったアステカ族の神話に由来するもので、「そこに首都を創設せよ」という予言を示しているとのこと。
岩の上でヘビを加えているワシがいたらそこに首都を創れっていうことだったんですね。
アステカ人はテスココ湖に浮かぶ島こそが予言の場所だと、そこに首都“テノチティトラン”を築きました。のちに現在の首都メキシコシティとなる場所です。
国章にある岩の周りの青は湖を表しているとのことなので、このテスココ湖のことなんですね。
現在、テスココ湖は埋め立てによってほとんど無くなってしまっているようです。
下半分を囲んでいるのは月桂樹の枝のリースです。
ではいつからこの国旗が使われるようになったのでしょうか?
メキシコの国旗 歴史や由来
紀元前 文明のはじまり
メキシコ周辺では紀元前1200年ころから凥メカ文明が栄え、紀元前2世紀ころからテオティワカン文明が栄え始めました。
テオティワカン遺跡にはピラミッドもありますね。私も訪れましたが、エジプトのピラミッドとはまた違った魅力がありました。
その後もマヤ文明やアステカ文明など、さまざまな文明が築かれたメキシコですが、1519年にスペイン人のコルテスが上陸すると1521年にアステカ王国は滅びてしまいます。
スペインからの独立
スペインによる支配は300年続きましたが、アメリカなどの独立に影響を受け、メキシコでも1810年独立に向けての動きが始まりました。
メキシコ独立革命やメキシコ独立戦争と呼ばれ、1821年に独立が決定。スペイン軍は撤退になりました。
この時メキシコ帝国としての国旗が制定されました。
TownDown – Own work, このW3C-unspecified ベクター画像はInkscapeで作成されました., パブリック・ドメイン, リンクによる
この時から緑・白・赤の縦三色旗で中央にはワシが描かれていますね。
現国旗とはワシのデザインが違います。最初は王冠をかぶっていたんですね。
その後、1824年に連邦共和制になり、メキシコ合衆国となります。
そのときに中央のワシのデザインが変わりました。
TownDown – Own work, このW3C-unspecified ベクター画像はInkscapeで作成されました., パブリック・ドメイン, リンクによる
ワシから冠がなくなり、ヘビを加えているデザインになりましたね。
現在の国旗になったのはメキシコオリンピック開催される直前の1968年。
基本的なデザインは変わっていませんが、中央のワシのデザインが変わりました。
メキシコの国旗と似ている国旗
イタリアの国旗
イタリアの国旗も左から緑・白・赤の縦三色旗ですね。
縦横の比率や色は少し違うようですよ。
イランの国旗
イランの国旗も同じ3色が使われていますね。横三色旗なのでだいぶ印象は変わります。
まとめ
今日はメキシコの国旗についてみてきました。
中央に配されている国章はアステカの神話からきているものだったんですね。
サボテンというところがいかにもメキシコらしい国旗です。
メキシコの話をしていたらタコスが食べたくなってきました!近くにTaco Bellがあったらなぁ~
では、アディオス!