アルゼンチンの国旗

南北アメリカ

ブエノスディアス!国旗の世界へようこそ!サイト案内人のコッキリンです。

今日はアルゼンチンの国旗について調べてみようと思います。

アルゼンチンと言えば、サッカーのイメージが強いコッキリンですが、みなさんはいかがでしょうか?

アルゼンチンタンゴも浮かびますね~

そんなアルゼンチンの国旗にはどんな意味が込められているのでしょう。

さっそく見ていきましょう!!

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アルゼンチンの国旗 色やデザイン

色とデザイン

アルゼンチンの国旗の縦横比率から見ていきましょう。

日本の国旗の比率は2:3なのですが、アルゼンチンの国旗の比率は9:14です。

日本国旗を18:27とするとアルゼンチンの国旗は18:28なので、ほぼ同じですね~

色は上からの横三分割旗で白の中央に太陽のマークが描かれています。

色が表しているのは?

』は大空・正義・真実・友情・海や国土などを表しています。

アルゼンチンの国旗の青は普通の青よりも淡い『空色』が使われていますね。大空を表していることに納得です!

』は国を潤す母なるラプラタ川を表しているようです。 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスはこのラプラタ川に面しているんですよ。アルゼンチンにとって大事な川なんですね。

ちなみにウルグアイの首都もラプラタ川流域にあります!

また、『』は純粋な国民性を表すこともあります。

太陽の意味は?

アルゼンチンの国旗の中央に描かれている太陽は『五月の太陽』と呼ばれています。

なぜ五月なのかというと、スペインからの独立を求め1810年5月に五月革命が起こり、雨が降り続いていた首都ブエノスアイレスに太陽が出たと言われています。この言い伝えから、『五月の太陽』と呼ばれるようになったとか。

インカ帝国においても太陽は独立の象徴である太陽の神『インティ』を表しているようで、それが由来ともいわれています。

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アルゼンチンの国旗 歴史や由来

アルゼンチンの先住民は紀元前11000年ころアジアからやってきた人々だったようです。

15世紀~16世紀にはインカ帝国に征服されます。

スペインによる植民地時代

1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見すると、南北アメリカはイギリスやスペインなどヨーロッパ諸国によって植民地化されていきます。

アルゼンチンは1516年スペイン人のフアン・ディアス・デ・ソリスが到来し、植民地化が始まりました。

スペインの植民地時代はスペインの国旗が使われていました。

五月革命から独立へ

1810年5月にリオ・デ・ラ・プラタ副王領政府に対してポルテーニョ(ブエノスアイレス市民)の兵隊が解放と自由貿易を求めて五月革命を起こしました。

この五月革命の際に使われた帽章の色からアルゼンチン国旗の色は青・白・青になったと言われています。

また、五月革命を率いたマヌエル・ベルグラーノ将軍が旗のデザインを考えたと言われています。

このマヌエル・ベルグラーノ将軍が馬にまたがっている銅像がブエノスアイレスの五月広場にあり、観光名所となっています。

当初は太陽のマークがない旗が使われていましたが、1818年に太陽のマークが加えられ、現在の国旗のデザインになったということです。

この太陽は五月の太陽と呼ばれているんでしたね。

この五月革命の時、ブエノスアイレスが自治を宣言していますが、正式な独立は1816年。リオ・デ・ラ・プラタ連合州、あるいは南アメリカ連合州として独立しました。

アルゼンチンという国名は1825年から使われています。

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アルゼンチンの国旗と似ている国旗

アルゼンチンの国旗に似ている国旗はどのようなものがあるのでしょうか?

ニカラグアの国旗

中米にある国ニカラグアの国旗も青・白・青の配色ですね。中央にあるのは中米連邦を表す5つの火と、虹、帽子がデザインされたマークです。中米連邦の旗に基づいて作られたようです。

エルサルバドルの国旗

こちらエルサルバドルの国旗も中米連邦の旗に基づいて作られています。上記のニカラグアの旗に似ていますね。中央に描かれているのはエルサルバドルの国章です。

ウルグアイの国旗

ウルグアイの国旗にも五月の太陽が描かれています。ウルグアイも五月革命が独立のきっかけとなっているんです。

グアテマラの国旗

グアテマラの国旗も配色がアルゼンチンの国旗と似ていますね。こちらは縦三分割旗で中央に国章が配されています。

まとめ

今日はアルゼンチンの国旗について見てきました。

太陽のマークが特徴のアルゼンチン国旗。この太陽は『五月の太陽』と呼ばれているんでしたね!

五月革命の時、降り続いた雨がやみ太陽が現れたことが由来となっている説や、インカ帝国の太陽の神『インティ』からきている説もありますね。

他にも似ている国旗があるので、間違えないように!

では、またお会いしましょう!アディオス!


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