グーテンターク! コッキリンです。
ドイツと言えば、ビールとソーセージでしょうか。
お城のイメージもありますね。
まだドイツには行ったことがないのですが、 ビール好きのコッキリンとしてはとても興味がある国の一つです!
ドイツ人の真面目な国民性がなんとなく日本人と似ている気もしますしね。
今日はそんなドイツの国旗について見ていきましょう。
どんな文化や歴史が国旗に込められているのか気になります!!
Contents
<ドイツの国旗 デザインや色の意味は?>
比率とデザイン
ドイツ国旗の縦横の比率は3:5です。
2:3の日本国旗よりちょっぴり横に長いですが、ぱっと見では同じくらいに感じますね。
色は上から黒・赤・金で、同じ間隔で色分けされた横三色旗です。
この三色からドイツ国旗は「シュワルツ・ロット・ゴルト 」と呼ばれています。
ドイツ語で「シュワルツ=黒」「ロット=赤」「ゴルト=金」という意味なんですね。
ちなみに、一番下の色は黄色ではなく金なんですよ!!
これは以前ドイツ大使館のTwitterでも話題になりました。
【今週の数字】皆さんドイツ国旗の色、ご存知ですか?上から黒・赤・金🇩🇪(黄色ではないんですよ〜❗️)です。170年前の今日である1848年3月9日、当時のドイツ連邦が黒・赤・金🇩🇪(黄色ではない)に決定しました。 pic.twitter.com/RWt3VYpy0C— ドイツ大使館🇩🇪 (@GermanyinJapan) March 9, 2018
Twitterより
“(黄色ではない)”と書いてありますよね。
あくまでも金であって黄色ではないので、お間違いなく!
なんとなく強そうな色使いだなと思いますが、この三色には何か意味があるのでしょうか。
黒・赤・金の意味は?
ドイツ大使館によれば国旗の「色の由来についての定説はない」ようですが、黒は勤勉、赤は情熱、金は名誉を表しているとも言われています。
また、19世紀はじめごろのナポレオン戦争で戦った学生義勇軍の軍服が黒いマント、赤い肩章、金ボタンだったことから、その色が取り入れられたとも言われています。
この強そうな色使いは軍服からきていたんですね。納得です。
では、このドイツ国旗はいつから使われているのでしょうか。
<ドイツ国旗の歴史>
ドイツの国旗は1949年から使われていますが、元をたどればドイツ帝国が第一次世界大戦で敗れた後の1919年にワイマール共和国が成立した際に制定されたのがこの国旗でした。
その後ヒトラーのナチスが政権を握る1933年までこの国旗は使われました。
ヒトラーが首相になり国名をドイツに変更、1935年には国旗のデザインがガラリと変わります。
赤地の旗の中心に白い円、円の中にカギ十字が描かれた国旗です。
第二次世界大戦でドイツが降伏するまで使われました。
1949年、アメリカ・イギリス・フランスがドイツの西側を占領し、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)が成立。現国旗が制定されました。
また、ソ連が占領したドイツの東側はドイツ民主共和国(東ドイツ)となり、1959年に国旗を変更しました。
ハンマーとコンパスがデザインされた国章が黒赤金の三色旗の中央に描かれています。
1990年に東西ドイツが統一されるまで東ドイツではこの国章入りの国旗が使われていました。
<ドイツの国旗と似ている国旗>
ドイツの国旗と似ている国旗はあるのでしょうか。
探してみましたよ。
あまり数は多くありませんでしたが、似たような色合いの国旗がありました!
ベルギーの国旗
ベルギー国旗は左から黒・黄・赤の縦三色旗です。 色使いがなんとなくドイツ国旗と似ていますね。 ですが、ベルギー国旗はフランス国旗をモデルにして作られたと言われています。ドイツ国旗とは関係なかったようですね。
ウガンダの国旗
ウガンダの国旗も色使いが似てますね!!上から黒・黄・赤・黒・黄・赤と並んでいます。色合いが似てますが、ドイツ国旗との関連はないようです。
ドイツ国旗は黄ではなく金ですしね!!
<まとめ>
今日はドイツ国旗についてみてきました。
黒・赤・金の色使いは軍服から取り入れられたという説もあるんですね!
強さを感じさせる色使いですもんね!
黄色ではなく、金であることにこだわりを持っていることもわかりました。
ここまで読んでくれたみなさんはもう間違えないですよね?
ドイツの国旗は黒・赤・金ですので、お間違えなく!!