ヨーロッパ

イギリスの国旗

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こんにちは、コッキリンです。

イギリスの国旗は有名な国旗の一つではないでしょうか。

この国旗を見て、イギリスの国旗だとわかる人がほとんどだと思います。

では、この国旗の背景にある歴史は知っていますか?

この国旗のデザインにも理由があるんです。

今日は、イギリスの国旗について見ていきましょう。

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<イギリスの国旗 デザインや意味>

イギリスの旗

イギリス国旗はユニオンフラッグユニオンジャックとも呼ばれていますね。

この国旗は縦横の比率が1:2です。日本の国旗は2:3なので、だいぶ横長に感じますね。

濃い青地の旗にの十字と斜め十字が重なったようなデザインです。

左右対称かと思ってましたが、赤の斜めの線の位置が違うのがわかりますか?

右側の赤線は白斜め線の上部に位置していますが、左側は下部にありますよね。

左右対称ではないのです!

よく見る国旗ではありましたが、私はそこまで意識してませんでした。

4つの「国」からできている

イギリスの正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(The United Kingdom of Great Britain and North Ireland)です。

UKと呼ばれたり、日本では英国と呼ばれることもありますね。

イギリスはイングランドウェールズスコットランド北アイルランドの四つの「国」と呼ばれる地域から成り立っています。

イギリス国旗の色やデザインを見ていくと、この「国」が持つ旗とかかわりがあることがわかります。

イギリス国旗の色・デザイン

白地に赤の十字であるイングランドの聖ジョージ旗

Flag of England
イングランド王国(聖ジョージ旗)

青地に白斜め十字であるスコットランドの聖アンドリュー旗

Flag of Scotland.svg
スコットランド(聖アンドリュー旗)

この二つが組み合わさって、初代のユニオンフラッグになりました。

それにアイルランドの白地に赤斜め十字の聖パトリック旗が重なり、現在の旗になりました。

Saint Patrick's Saltire.svg
アイルランド(聖パトリック旗)

4つの「国」からできているイギリスですが、現国旗にはこれらの3つの「国」しか反映されていないようです。

ウェールズの旗は?

では、ウェールズの旗が反映されていないのはなぜなのでしょう。

Flag of Wales (1959–present)
ウェールズの旗

ウェールズの旗は赤い竜が描かれていて特徴的ですね。

ラグビーのウェールズ代表が「レッドドラゴンズ」と呼ばれているのはここからきているのですね。

この旗がイギリス国旗に反映されていないのは、ウェールズがイングランドと一体化したのが13世紀末という比較的早い段階だったためといわれています。

後になってウェールズの旗も反映するべきだという意見もでたようです。

しかし、その時点ではすでにユニオンフラッグが定着していることと、赤い竜のデザインがユニオンフラッグとはあまりにも違っていて取り込みにくいということもあり、ウェールズの旗が反映されることにはならなかったようです。

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<イギリス国旗 歴史や成り立ち>

ユニオンフラッグの誕生

初代ユニオンフラッグはイングランドとスコットランドの同君連合を形成した後の1606年に制定されました。

同君連合とは同じ君主をもつ連合国家ということです。

この時点では一つの国家ではないので、これは国旗ではなく象徴として使われていました。

Flag of Great Britain (1707–1800).svg
初代ユニオンフラッグ

イングランドの聖ジョージ旗とスコットランドの聖アンドリュー旗が組み合わさったものです。

1707年にはイングランドとスコットランドが合併してグレートブリテン王国となり、国旗として使われるようになりました。

1801年制定

1801年にはアイルランド王国が加わり、 グレートブリテン及びアイルランド連合王国になりました。

その際に制定されたのが現国旗です。

初代ユニオンフラッグにアイルランドの聖パトリック旗が重なったようなデザインへ変わりました。

それ以降、現在までこの国旗が使われています。

<イギリス国旗が取り入れられている国旗>

歴史上、イギリスとかかわりの強い国では国旗にイギリス国旗が取り入れられることが多くありました。

オセアニアの地域では現在でも国旗のカントン部分にイギリス国旗を取り入れている国がたくさんあります。

オーストラリアの国旗

左上にイギリス国旗、その下に大きな七角の星、右側には 南十字星を表す五角星一個と七角星が四個が描かれています。

ニュージーランドの国旗

ニュージーランドの国旗は左上にイギリス国旗、右側には白くふちどりされた赤い星が四個あり、南十字星を表しています。

フィジーの国旗

左上にイギリス国旗、右側には国章の盾の部分が描かれています。

クック諸島の国旗

左上にイギリス国旗、右側には白い15個の星が円を描いています。

ツバルの国旗

左上にイギリス国旗、右側には黄色の九つの星が描かれています。

ニウエの国旗

黄色地の国旗の左上にイギリスの国旗、その中に黄色い星を入れた青の丸と小さな黄色い星が四つ描かれています。

この国以外でも過去の国旗にイギリス国旗が使われていたものも数多くあります。

例えば、カナダがそうです。

以前の国旗にはカントン部分にイギリス国旗が入っていました。

Canadian Red Ensign (1957–1965).svg
カナダ(1957-1965)

現在の国旗とは大きく違いますね。

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<まとめ>

ユニオンフラッグやユニオンジャックとも呼ばれるイギリス国旗ですが、3つの旗が重なり合ってデザインされた旗だったんですね。

個人的にはウェールズの旗の一部も入れてあげて欲しかったなと思いますが、現在の国旗に取り入れられるのは難しそうですね。

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